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障害者も成人式 横浜と相模原で祝う会

社会 神奈川新聞  2015年01月19日 03:00

「祝う会」式典で、新成人を代表してあいさつする6人
「祝う会」式典で、新成人を代表してあいさつする6人

「障害者の成人を祝うつどい」が18日、横浜市港北区の障害者スポーツ文化センター・横浜ラポールで開かれ、新成人や保護者ら約400人が出席して門出を祝った。同市障害者社会参加推進センターなどが主催した。

新成人を代表し、男女1人ずつがあいさつ。新沼仁望さんは「私はこれから仕事や音楽を頑張りたい。みなさんも体に気をつけて頑張りましょう」と呼び掛けた。橿林大希さんは「小さいころから、20歳になっても酒とギャンブルとたばこをやらないと決めていた。それを守っていきます」などと誓った。

同市の鈴木伸哉副市長が「若い力を存分に発揮して、さまざまなことにチャレンジしてください」と、林文子市長のメッセージを代読。同市社会福祉協議会障害者支援センターの森和雄センター長は「今日の成人式に出席した仲間を大切にして、20年後にこの会をまた開いてほしい」などと祝辞を述べた。

会場では多くのボランティアらが着物の着付けや、家族の記念撮影などをサポートし、温かいムードが広がっていた。

◇相模原でも

大人の仲間入りをした障害者らが一堂に会した「新成人を祝う会」が18日、相模原市中央区中央の市総合学習センターで開かれた。スーツや振り袖姿の障害者40人が出席し、保護者や特別支援学校でお世話になった当時の教諭らからお祝いの言葉を贈られた。

同市内の障害者の母親ら有志でつくる「新成人を応援する会」が、「心に残る成人式を体験させてあげたい」と1年がかりで準備。福祉事業所の協力を得るなどして新成人の参加を呼び掛け、開催にこぎ着けた。

式典には加山俊夫市長や福祉関係者も参加し、人生の節目を祝福。新成人を代表して藤井悠太さんら男女6人が、両親らに感謝を伝えた上で「少しずつでも自分でできることは頑張るので見守っていてください」と誓いの言葉を述べた。

この新成人らを2年前まで教えていた県立相模原養護学校の元教諭(28)は、現在住んでいる沖縄県から駆け付けた。「教え子から『仕事を頑張っているよ』と声を掛けられ、うれしかった。誰からも愛される元気な大人になってほしい」と、エールを送っていた。

【神奈川新聞】


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