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人気の障害者バンド記録が渋谷で上映中 生きる尊さ感じて

カルチャー 神奈川新聞  2015年01月18日 11:14

フィンランドのパンク・バンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」のメンバー
フィンランドのパンク・バンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」のメンバー

フィンランドで人気を呼んでいる知的障害者パンクバンドを追ったドキュメンタリー映画「パンク・シンドローム」が東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映されている。「少しばかりの敬意と尊厳がほしい」「権力者はペテン師だ。俺たちを閉じ込める」。叫ぶように歌う4人の障害者の姿を通して、ありのままに生きる尊さを伝える。

バンドは、30代から50代までの4人の障害者でつくるペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト。「国会じゃ議員さんがあれこれ約束するけど毎日約束を破る」と歌う「こんな社会大嫌いだ」、「グループホームは嫌いだ。施設には住みたくねえ」と叫ぶ「カッリオーン!」など、社会問題から日常生活まで正直な思いを歌詞にし、パワフルに歌い上げる。ドイツなどで海外公演も行っている。

失敗や衝突を繰り返しながらもステージで、日常で、ひたむきに生きる4人の姿をとらえた映画は、フィンランド・アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞や山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞などを受賞している。

上映終了日は未定。トークショーもあり、ゲストは19日午後7時15分の回が法政大教授の湯浅誠さん。24日午後1時15分の回は東京農工大リーディング大学院特任准教授の坂根シルックさん、日本障害者協議会代表の藤井克徳さん。

24日午後1時15分、29日午後7時15分、2月3日午後3時15分の回は副音声付きのバリアフリー上映も行う。問い合わせは、同館電話03(5766)0114。

【神奈川新聞】


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