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戦地 イラクで生きる 横浜で上映23日まで

カルチャー 神奈川新聞  2015年01月17日 12:03

映画の一場面((C)ソネットエンタテインメント/綿井健陽)
映画の一場面((C)ソネットエンタテインメント/綿井健陽)

イラク戦争(2003~11年)の渦中で暮らした人々を10年にわたり追ったドキュメンタリー映画「イラク チグリスに浮かぶ平和」が23日まで、横浜市中区長者町6丁目の横浜シネマリンで上映されている。撮影した綿井健陽監督(43)=川崎市中原区=は「宗派や武装勢力といった図式的な情報でなく、イラクで生きる人々の姿を伝えたい」と話している。

「米国を支援した全ての国に責任がある」と話す、両足を失った少女。サダム・フセイン像が倒され歓喜の声を上げた数年後、自由のない現実に絶望している青年。空爆に襲われ子どもたちが命を落とした場所で、今も生活を続ける家族…。

綿井監督は開戦10日前にイラクに入国。バグダッド市内の病院で3人の子どもを失った父親に出会い、彼の家族を中心に戦地で生きる人々の姿を記録し続けた。

映画は昨年10月に都内で封切りされ、全国各地で上映されている。県内での上映は今回が初めて。綿井監督は「イラク戦争を知るだけでなく、『あの戦争を日本も支持した』という責任についても考えながら見てほしい」と訴えている。

上映は午前10時半~午後0時半。17日の上映後には舞台あいさつが行われる。問い合わせは、横浜シネマリン電話045(341)3180。

【神奈川新聞】


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