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ガイダンス施設整備へ 神崎遺跡資料や市史紹介 16年度上半期オープン目指す

社会 神奈川新聞  2015年01月14日 03:00

神崎遺跡のガイダンス施設の完成イメージ図(綾瀬市提供)
神崎遺跡のガイダンス施設の完成イメージ図(綾瀬市提供)

綾瀬市は13日、国指定史跡の弥生時代の環濠(かんごう)集落跡「神崎遺跡」(同市吉岡)について、歴史文化施設では市内初となるガイダンス施設を整備すると発表した。2016年度上半期のオープンを目指すという。総工費は約2億円で、同施設の完成により遺跡公園の整備はほぼ完了する。

市によると、施設は鉄筋コンクリート造りで地上2階建て、延べ床面積約360平方メートル。1階で市の歴史、2階で遺跡の資料をそれぞれ展示する。環濠は埋め戻されているため、2階で幅、深さ約1・8メートルのV字形の環濠の一部を原寸大で再現。公園内が一望できるようにバルコニーを設ける。

同遺跡では、約1800年前の竪穴住居18軒の跡が発見されている。静岡、愛知県出土の土器と同じデザインで、綾瀬の土で作られた土器も同時に発掘されている。東海地方から移ってきた人々が住んでいたと考えられ、11年2月に市内唯一の国史跡に指定された。

市は12年度から用地買収を始め、遺跡公園として整備している。ガイダンス施設の建設費を含めた公園全体の整備費は約10億円となる見通しで、約半分は国と県の補助という。

遺跡公園は全体で約1万平方メートル。このうち遺跡は約9千平方メートルで、ガイダンス施設は遺跡外の約千平方メートルに建てられる。

【神奈川新聞】


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