1. ホーム
  2. 社会
  3. 川崎の火災13%増3割が放火 救急出動も最多更新

川崎の火災13%増3割が放火 救急出動も最多更新

社会 神奈川新聞  2015年01月14日 03:00

川崎市内で2014年に発生した火災は381件(前年比13%増)で、およそ3割が「放火とその疑い」だったことが、市消防局がまとめた「火災・救急等の概況」(速報値)で明らかになった。救急車両の出動件数は6万4897件と6年連続で増加し、過去最多を更新した。

同局のまとめによると、火災件数は過去最少だった12年から2年続けて増加。建物火災が最も多い233件で、車両火災38件、枯れ草や落ち葉、畑などが燃える「その他火災」が110件だった。

出火原因別では、放火が108件で前年に比べ31件増加。次いでコンロからの出火63件、たばこの火の不始末56件の順だった。放火防止策として、同局予防課は「家の周りに燃えやすい物を置かず、ごみは収集日の朝に出すなど地道な取り組みが必要」と呼び掛けている。

また、昨年は救急出動件数と搬送人数がともに過去最多を更新した。件数は前年(6万3464件)より1433件増加。1日平均177・8件で、8分6秒に1件の割合で市内8消防署から現場へ出動した計算だ。

救急搬送された5万6880人のうち半数以上が65歳以上で、同局救急課は「人口増と高齢化の進展が件数増加に影響しているのではないか」と分析している。原因別では急病が全体の69・1%を占め、一般負傷15・3%、交通事故7%と続いた。一方、入院を必要としない「軽症者」は3万1731人に上り、全体の55・8%を占めた。

【神奈川新聞】


シェアする