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選挙へ関心を サイエンスフロンティア高で特別授業

社会 神奈川新聞  2015年01月11日 03:00

選挙制度の現状や課題を和田教授が講演した特別授業=横浜サイエンスフロンティア高校
選挙制度の現状や課題を和田教授が講演した特別授業=横浜サイエンスフロンティア高校

今月召集の通常国会で選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる公職選挙法改正案が提出されるのにちなみ、高校生に選挙制度について関心を高めてもらう特別授業が10日、横浜市鶴見区の市立横浜サイエンスフロンティア高校で開かれた。内外の選挙制度に詳しい横浜市立大学の和田淳一郎教授の“講義”に1年生約240人が熱心に耳を傾けた。

改正案が成立すれば、未成年の高校生が有権者として選挙を経験することになることから、市選挙管理委員会などが共催した。

和田教授は市会議員選挙を例に、若者の投票参加が低調な現状を解説。世代ごとの投票率の推移から、「どの世代も年齢を重ねれば上がる傾向がある」としつつも、「現在は年齢を重ねても投票率の上がり方が前の世代の水準に届かなくなってきている」と危惧を示した。

香港で昨秋から起こった民主的な選挙の実現を求める学生運動も紹介。「民主主義を守る視点で、選挙制度を大切に考え、それぞれしっかり意思を持って投票を行ってほしい」などと呼び掛けた。

講演を聞いた男子生徒(16)は「政治家が問題を起こしたとき、その人を選んだ有権者の私たちにも責任があるよね、という意識を持ちたい。選挙権を得たら、ちゃんと投票先を選べるようになりたい」と語った。

【神奈川新聞】


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