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鉄道コラム前照灯(211) ハマ線カルタ

神奈川新聞  2015年01月09日 12:00

横浜線の全28編成がE233系に置き換えられ、沿線住民としては面目を施した思いである。面白いのは各編成の車両に貼られた駅ステッカーだ。「駅スタンプを基にした観光素材」というが、さながらハマ線カルタ。乗る度いろいろな絵柄が楽しめる

▼トップナンバーのH001編成は起点の東神奈川のステッカー。地元伝説の「浦島太郎」をあしらう。同002は終端の八王子で、郷土の歴史にちなみ「松姫」を描く。003は中間主要駅の町田。名勝「薬師池公園」のハスの花が鮮やかだ

▼以下みていくと、005=橋本「七夕まつり」、007=長津田「こどもの国」、010=中山「ズーラシア」、011=小机「日産スタジアム」など。それぞれに地域をアピールする。また「静態保存D52」(017=淵野辺)や「開業当時の鉄橋」(020=十日市場)は鉄道ファンにも受けそう

▼さて筆者は相模原駅が最寄りである。その絵柄は地元最大イベントの「市民桜まつり」(写真)で、016編成に掲げられた。ホームで待っていて、そいつがやってくるとうれしくなる。観察するうち、これら編成番号との組み合わせを覚えてしまった

▼その配列には駅の格付けのようなものまで感じる。相模原駅のステッカーがあてがわれた016は試運転に使われ、001とともに最初に投入された編成である。トップナンバーの陰になりがちだが、どうして兄貴分の貫禄なのだ。つい、ひいきにするからおかしい。(F)

【神奈川新聞】


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