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城ケ島のワンデーパス実験結果 利用増え回遊性向上

社会 神奈川新聞  2015年01月09日 03:00

「ワンデーパス」の社会実験で城ケ島に設けられた販売所(県提供)
「ワンデーパス」の社会実験で城ケ島に設けられた販売所(県提供)

城ケ島(三浦市)の東西に点在する駐車場を1日何回利用しても同じ料金とする「ワンデーパス」を発行する昨秋の社会実験について、県は8日までに結果をまとめた。パスがあることで従来より東西両方の駐車場を利用した台数の割合が増え、観光客らの回遊性が高まったのが特徴。継続的な導入に関しては今後、関係者で検討していくという。

主に観光客が利用する島内の駐車場は、県立城ケ島公園がある東側に2カ所(第1が1日430円、第2が無料)、灯台や商店街がある西側に4カ所(1時間200円)設置され、管理者も料金体系も異なる。

そこで県や市などは昨年11月23日、計6カ所の駐車場を何回利用しても1日400円(二輪車は100円)の「ワンデーパス」を試験的に発行する社会実験を実施。各駐車場で利用者アンケートも行い、県が結果をまとめた。

この日に駐車場を利用したのは普通車、二輪車を合わせて計863台で、うちワンデーパスを利用したのは676台(78%)。東西両方の駐車場を利用したのは212台(25%)で、昨年7月の観光客行動調査(9%)を大幅に上回った。

アンケートは440人が回答。パスが導入された場合、「利用したい」との回答が71・8%を占めた。料金については、「適当」が43・2%で最も多く、続く「安い」が36・1%で、全体の約8割を占めた。

県は「東西の回遊性が向上し、料金も含めてこの仕組みに対する利用者の評価は高いという結果がはっきりと出た」と分析。「継続的な導入については、今後、関係者で検討していく」と話している。

【神奈川新聞】


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