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イノシシ捕獲作戦 藤沢市、くくりわな設置

政治行政 神奈川新聞  2014年12月25日 03:00

イノシシが掘り返した田。土がむき出しの部分は土を盛ったあぜ道だったが、消滅してしまった=藤沢市川名
イノシシが掘り返した田。土がむき出しの部分は土を盛ったあぜ道だったが、消滅してしまった=藤沢市川名

藤沢市が、市南東部で目撃情報が相次ぐイノシシの捕獲に動きだした。最初の目撃から1カ月が経過、定住している痕跡がうかがえる上、農業への被害も報告されたためだ。24日には同市川名の森林で専門のイノシシ猟師に依頼してくくりわなを設置した。

藤沢駅から南東に1キロ余り、すぐそばまで住宅地が迫る谷戸の田畑には、イノシシが掘り返した穴が無数に広がっていた。

わなの設置に駆け付けた市内の男性猟師(66)は「ミミズが好物で掘り返して探すんだよ」と説明。足跡を見てすぐさま、「体長1メートル弱、重さは30~40キロほどだろう」と推測した。

猟師や市職員らは2時間ほどかけて現場の山を歩き、獣道のありかや行動範囲を確認。比較的新しい足跡が見つかった2地点に、わなをしかけた。

市環境保全課によると、市内でイノシシが最初に目撃されたのは11月25日。前日に目撃された茅ケ崎から移動してきたとみられている。市は藤沢署などと連携し通学路の警戒などに当たった。

しかし12月に入ると、川名の田のあぜ道が掘り返されて壊される被害が報告されたほか、鎌倉市梶原3丁目で目撃したとの通報も寄せられた。藤沢・鎌倉両市境付近に広がる緑地に定着している可能性が浮上した上、実際の農業被害も出たことから、藤沢市は31日までの期間わなを設置することを決めた。

26日には、庁内の関係部局を集めた対策会議も開催する予定。安全対策をはじめ、年末年始中の対応、年明け以降も捕獲作戦を続けるかなどを確認する。

同課は「わなの設置場所には看板も置いてあるので、極力立ち入りを控えてほしい」と呼び掛けている。

【神奈川新聞】


設置されたくくりわな。踏み抜くと、ワイヤが足に絡む構造だ
設置されたくくりわな。踏み抜くと、ワイヤが足に絡む構造だ

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