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横アリで14年ぶり凱旋ライブ 
神奈川生まれ「LUNA SEA」

カルチャー 神奈川新聞  2014年12月24日 03:00

14年ぶりの凱旋ライブで客席と一体となったステージを披露する「LUNA SEA」=横浜アリーナ
14年ぶりの凱旋ライブで客席と一体となったステージを披露する「LUNA SEA」=横浜アリーナ

 メンバー5人がいずれも県内出身のロックバンド「LUNA SEA」が23日、横浜アリーナ(横浜市港北区)で凱旋(がいせん)ライブを行った。高校時代の出会いが出発点という神奈川生まれの人気バンドは今年5月に結成25年を迎えた。14年ぶりの県内公演は地元への感謝も込めた熱いステージとなった。

 ボーカルのRYUICHIが大和市、ほかの4人は全員秦野市出身。「ここが僕らの地元。横浜アリーナもできて25年になるけど、いつかここでやろうと思っていた」。原点から歩みを振り返ったRYUICHIは、ドラマーの真矢を「神奈川が生んだ暴れん坊」と紹介するなど、地元愛をステージからほとばしらせた。

 ライブは青い光に包まれる中、華々しく幕開け。ヒット曲「ROSIER」など20曲を披露し、5人から「6人目のメンバー」と呼ばれるファンが「きよしこの夜」を歌い、アンコールでは「一緒に歌おう」とジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」を合唱した。

 約1万5千人のファンを前に「25年前は25年後のことなんて考えていなかったけれど、俺らは勝てるって思っていた。その実感を持たせてくれたのは、ずっと支えてくれたみんなのおかげ」と感謝で締めくくられた約3時間の凱旋ライブ。娘の愛奈ちゃん(11)を連れて藤沢市辻堂から駆け付けた中村淳子さん(34)は「県内に帰ってライブをしてくれるのは、ほかのどの会場よりもうれしい。あっという間に時間が過ぎてしまった」と感慨深げだった。

 バンドは県立伊勢原高校に通っていたギター・バイオリンのSUGIZOら、高校時代の出会いがきっかけで1989年に結成し、92年にメジャーデビュー。2000年に活動を休止したが、2010年に再始動し、今年5月29日に結成25周年を迎えた。

◆ファンの声

 大村弥生さん(33)、理音ちゃん(11)親子は名古屋市から足を運んだ。中学時代からファンという弥生さんは「SUGIZOのストイックなところが好き。(活動再開を)待っていて良かった。また子どもと一緒に来たい。これからも歩みを止めないでほしい」。

 5人がインディーズ時代に拠点としていたライブハウス「町田プレイハウス」がある東京都町田市から駆け付けた小林勝子さん(70)は拳を振り上げて声援を飛ばした。「いつも一緒に来る娘が出産をしたため、友人と来た。RYUICHIの声が好き」と目を輝かせていた。友人の生田すえさん(78)は「ロックのライブは初めて。素晴らしいステージだった。楽しかった」とほおを紅潮させていた。

◆第2の故郷で、ツアー最終公演が決定

 メンバー5人全員がサンタクロースの帽子を被って再登場したアンコールで、2015年3月14日に大阪城ホール(大阪市中央区)でツアー最終公演を行うことを発表した。ツアー全32公演がソールドアウトしているため、思わぬクリスマスプレゼントに会場が沸いた。大阪はインディーズ時代、初めて県外でライブをした場所。RYUICHIは「大阪は俺たちにとって第2の故郷。みんな大阪城ホールを埋めに会いに来いよ!」と呼び掛けていた。


14年ぶりの凱旋ライブで客席と一体になったステージを披露する「LUNA SEA」
14年ぶりの凱旋ライブで客席と一体になったステージを披露する「LUNA SEA」

ステージで熱い演奏を見せた(写真左から)ドラムの真矢、ギター・バイオリンのSUGIZO
ステージで熱い演奏を見せた(写真左から)ドラムの真矢、ギター・バイオリンのSUGIZO

14年ぶりの凱旋ライブで客席と一体になったステージを披露する「LUNA SEA」
14年ぶりの凱旋ライブで客席と一体になったステージを披露する「LUNA SEA」

ステージで熱唱するボーカルのRYUICHI(写真右)と、身体を寄せ演奏するギターのINORAN
ステージで熱唱するボーカルのRYUICHI(写真右)と、身体を寄せ演奏するギターのINORAN









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