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指揮者・シュミットさん、中高生に「ウィーン風」伝授

社会 神奈川新聞  2014年12月16日 03:00

生徒たちを前に熱心に指導するクルト・シュミットさん=横浜市南区の関東学院中高校
生徒たちを前に熱心に指導するクルト・シュミットさん=横浜市南区の関東学院中高校

音楽の都ウィーンの著名な作曲家、指揮者のクルト・シュミットさんが、横浜市南区の関東学院中高オーケストラ部のために新曲を提供し、17日のクリスマスコンサートで初披露される。手弁当で来日したシュミットさんは「音楽は頭じゃない、心だよ」と生徒たちに語りかけ、“ウィーン風”の演奏を伝授した。

同部顧問の繁下拓也教諭(45)が今年秋、ウィーンに滞在し、シュミットさんにオーケストラの研修を受けたのがきっかけ。来日37回を数える親日家でもあり、中高生の指導を快諾した。提供した新曲は軽快な行進曲で、繁下教諭が指揮する。シュミットさんはヨハン・シュトラウス2世の代表的ワルツ「美しく青きドナウ」でタクトを振る。

15日に約150人の部員と初顔合わせしたシュミットさんは早速、一人一人の目を見ながら根気強く指導。「皆さん、プロのオーケストラかと思った」「悪い指揮者がいるだけで、悪いオーケストラはないよ」と場を和ませていた。

高校2年の女子生徒(17)は「緩急のつけ方が難しいので勉強したい」と話し、副部長の男子生徒(17)は「オーラを感じた」、副部長の女子生徒(17)は「さすが雰囲気が違う」と目を輝かせていた。

コンサートは関東学院六浦中高吹奏楽部(同市金沢区)との合同で、シュミットさんは午後7時開演の第2部に登場する。入場無料で予約が必要。問い合わせは、関東学院総務課電話045(786)7028。

【神奈川新聞】


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