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全国中学駅伝、女子・金沢が堂々4位

スポーツ 神奈川新聞  2014年12月15日 09:44

【全国中学校駅伝 女子】4区で区間賞を獲得した金沢の黄川田(左)とたすきを受ける5区渕上=山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース
【全国中学校駅伝 女子】4区で区間賞を獲得した金沢の黄川田(左)とたすきを受ける5区渕上=山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース

第22回全国中学校駅伝は14日、山口市の山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース(男子6区間18キロ、女子5区間12キロ)で行われた。男女で神奈川代表の金沢は2年連続2度目の出場の女子が41分23秒で4位に入り、2002年の山王と並ぶ県勢女子過去最高位となる好成績を残した。2年ぶり2度目の出場の男子は58分36秒で13位だった。

女子は初出場の桂(京都)が41分5秒で制し、男子は2年連続2度目の出場の三島(栃木)が57分15秒で初制覇した。

女子の金沢は、1区のリンズィーヘレナ芽衣(3年)が区間3位で走ると、4区の黄川田優香(2年)が区間1位を記録して2位に浮上。ただ最終5区で後続に追い抜かれ、惜しくも表彰台には届かなかった。

男子の金沢は、3区の壁寸(かべす)竜弥(3年)が10人を抜く区間3位の快走で14位に順位を上げ、4区の貝塚泰基(3年)が区間6位、5区の鈴木志吹(2年)も区間7位で続いたが、入賞には及ばなかった。

◇県勢最高タイ

3位の兵庫代表とは3秒差、表彰台までまさにあと一歩だった。ただ胸を張っていい。女子の金沢は県勢過去最高タイの4位に食い込み、その名を大舞台に刻んだ。

堂々の走りだった。区間3位で走った1区のリンズィーに続き、2区の2年生古賀が奮闘する。「先輩の最後のレースだから」と、上級生に食らい付いて区間5位の走りで3位を守った。3区の主将高下が4位に順位をとどめると、見せ場は4区の2年黄川田だ。

力強いフォームで風を切り、前を行く2人をのみ込んでいく。区間賞を獲得して2位に浮上。小学校の6年間、サッカー女子クラブの名門横須賀シーガルズで培ったスタミナを花開かせ、「陸上を選んだことは間違いじゃなかった」と言った。

アンカーの3年渕上も負けていない。中盤に順位を二つ落とし、最後のトラック区間で「逆転する」と3位との距離を意地で縮めた。昨年は関東大会で右脚を疲労骨折。主力ながら全国大会を欠場していた不運のランナーは「3位に食らい付けたことは良かったし、みんなとここで全力で走れて幸せだった」と思いを実らせた。

選手全員、手の甲にサインペンで記したのは「魂」の一字。汗でにじんだ文字を見詰め、黄川田は誓った。「来年は必ず、今年(の成績)を超えて優勝する」

【神奈川新聞】


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