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寿町支援Tシャツで 路上生活者向け食堂に売り上げ寄付

社会 神奈川新聞  2014年12月02日 03:00

「人間にプラスもマイナスもない」という思いを込めた作品(左)と、「さなぎ食堂に憩う人々」をチョウで表現した作品(GIFTHOPE提供)
「人間にプラスもマイナスもない」という思いを込めた作品(左)と、「さなぎ食堂に憩う人々」をチョウで表現した作品(GIFTHOPE提供)

オリジナルTシャツの販売を通じて、NPO法人をサポートするプロジェクト「GIFTHOPE(ギフトホープ)」は、横浜・寿町でホームレス支援を続ける「さなぎ達」を12月の対象とし、Tシャツ販売を始めた。県内のデザイナーら12人が参加している。 「ギフトホープ」は、神奈川新聞広告賞の審査委員長を務める東京工芸大学教授の福島治さんが、1月に開始。東日本大震災の被災地支援、社会問題解決のために活動するNPO法人を毎月一つ選出し、その活動をサイトで紹介するとともに、その団体にふさわしいTシャツのデザインを全国から募集して商品化。1カ月間限定で販売する。

売り上げの3割を団体に寄付し、1割をデザイナーに還元する仕組み。これまでに326人のデザイナーが参加。9月末までに1134枚を売り上げ、7団体に計119万1605円を寄付した。

「さなぎ達」は、かつて日雇い労働者の街と言われた横浜市中区寿町で、路上生活者らを対象に安価で温かい食事を提供する「さなぎの食堂」の運営や、独居高齢者の見守りなどを行っている。今回の寄付は、同食堂の運営に充てられる。

福島さんは「単なる寄付ではなく、たくさんの人が参加できる仕組みをつくった。支援先の活動を知り、理解を深めてもらえれば。一方通行ではない支援のあり方を提案していきたい」と話す。

Tシャツは1枚2800円(税別)。ギフトホープのホームページで販売。支援先NPO法人の情報なども見られる。問い合わせは福島デザイン電話03(5621)3036。

【神奈川新聞】


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