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鉄道貨物のエコ学ぶ 生活ごみ輸送紹介 川崎の小学校で出張授業

社会 神奈川新聞  2014年11月29日 03:00

鉄道貨物が環境に優しいことを学んだ出張授業。「エコレールマーク」のマスコット(右)も=川崎市立宮前小学校(鉄道貨物協会提供)
鉄道貨物が環境に優しいことを学んだ出張授業。「エコレールマーク」のマスコット(右)も=川崎市立宮前小学校(鉄道貨物協会提供)

鉄道貨物輸送が環境に優しいことを学んでもらう「出張授業」が、川崎市内の小学校でこの秋、行われている。同市は全国で唯一、家庭ごみを定期的に貨物列車で輸送している自治体。こうした取り組みを通じ、子どもたちは二酸化炭素(CO2)の排出量が自動車に比べ少ない鉄道のメリットを学んでいた。

鉄道会社や荷主などでつくる鉄道貨物協会(米本亮一理事長、東京都千代田区)が主催。初回の授業は10月下旬、川崎市川崎区の市立宮前小学校の5年生約140人を対象に行われ、生活ごみを処理施設に運ぶ「クリーンかわさき号」や、鉄道を活用する企業が商品に付ける「エコレールマーク」を紹介した。11月下旬には、同区の市立川崎小でも実施された。

「川崎では味の素など数社が商品の出荷に貨物列車を利用している」との解説に、子どもたちからも「柿の種にマークがついているのを見たことがある」といった声が上がった。「ごみが列車で運ばれる」という事実に驚く子もいた。

児童の一人は「エコレールマークの付いた商品がもっと増えれば、地球環境の悪化を防げると思う」と感心した様子で話した。

「クリーンかわさき号」は1995年に運行開始。市北部で出された包装容器などのごみを宮前区の梶ケ谷貨物ターミナル駅に集め、臨海部の処理施設へと輸送している。CO2排出量は、トラック輸送に比べ年間で約170トンの削減効果があるという。

【神奈川新聞】


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