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部活動の死亡事故 県が和解へ

社会 神奈川新聞  2014年11月26日 03:00

県立追浜高校(横須賀市)で昨年、部活動中に男子生徒=当時(18)=が死亡したのは顧問が適切な蘇生措置を取らなかったためとして、両親が県に約4200万円の損害賠償を求めた訴訟で、県は25日、横浜地裁の勧告に従い1500万円を支払うことで和解する方針を明らかにした。開会中の県議会定例会に和解金を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。

両親側によると、生徒は昨年2月、バドミントンの部活中に突然倒れて意識を失った。顧問が救急車を呼んだが、自動体外式除細動器(AED)の使用など心肺蘇生の措置は取られなかった。救急隊到着時には、生徒は心肺停止状態で、特発性心室細動で約1カ月半後に死亡した。

県教育委員会学校支援課によると、顧問は心肺停止と認識できなかった。県は「生徒の救命可能性を下げてしまった」として、両親側に謝罪する方針。今後、県立高校全校に設置されているAEDの研修を充実させる。

【神奈川新聞】


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