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「立場や知識悪用」 横浜銀ATM事件被告に懲役7年

社会 神奈川新聞  2014年11月26日 03:00

横浜銀行の現金自動預払機(ATM)の利用者情報からキャッシュカードが偽造された事件で、横浜地裁(三浦透裁判官)は25日、窃盗と支払い用カード電磁的記録不正作出などの罪に問われた富士通子会社の元部長の男(47)=川崎市多摩区=に懲役7年(求刑懲役8年)を言い渡した。

三浦裁判官は判決理由で、被害者は落ち度がないのに現金を引き出されたり借金を負わせられたりしたと指摘。さらに「金融機関などへの信頼を著しく損ない、今日の金融システムを脅かす深刻な影響をもたらした」と指弾した。

また、ATMの保守管理業務に携わり他人の口座情報などにアクセスできたことから犯行に及んだ点に触れ、「高い職業倫理が求められる立場にあったのに、立場や知識、能力を悪用したことは厳しい非難に値する」と述べた。

判決などによると、被告は携帯電話サイトのオンラインゲームの利用代金のためなどという動機から、2010年1月ごろから昨年9月にかけて、横浜銀や信販会社などの情報を利用して不正にキャッシュカードを作製、約80回にわたって現金を引き出し、現金計約3600万円を盗むなどした。

【神奈川新聞】


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