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10歳の挑戦を本場も絶賛、茅ケ崎市の内山さん
和のレシピで栄冠 全米BBQ大会、ハンバーガー部門

話題 神奈川新聞  2016年12月08日 09:38

歓喜に沸いた瞬間を笑顔で振り返る華那さんと父・芳一さん=茅ケ崎市東海岸南の「湘南バーベキュー」
歓喜に沸いた瞬間を笑顔で振り返る華那さんと父・芳一さん=茅ケ崎市東海岸南の「湘南バーベキュー」

 バーベキュー(BBQ)の本場・米国の最高峰とされるコンテストで、チャンピオンに輝いた女の子がいる。茅ケ崎市の小学4年、内山華那さん(10)。味や見た目、肉の柔らかさを競う大会のジュニアの部で、米国の食文化に和のテイストを加えたハンバーガーを作り上げた。米国人の舌をうならせたその味とは-。

 「ハナ・ウチヤマ!」。10月29日、米カンザス州のサーキット場に名前が響く。カウボーイハット姿の華那さんは大きなトロフィーを掲げ、祝福する米国人とハイタッチを交わした。「びっくりした。まさか優勝するとは思っていなかったから」

 米国内で年間数百ある大会の中で、「四大大会の一つ」とされる「アメリカンロイヤル・ワールドシリーズ・オブ・バーベキュー」。華那さんは、6~10歳対象のジュニアの部にエントリーした。

 題目はハンバーガー。牛ひき肉を使用する以外、味付けやトッピングは自由で出場者の腕が試される。華那さんはバターを練り込んで焼いたパテ(肉)と、しょうゆと炒めたタマネギをバンズ(パン)に挟んだ。

 「バターバーガーを作るVTRを見て、おいしそうだなって。タマネギは生で辛いとお肉の味をなくしちゃう。炒めてしょうゆを入れたらおいしくなると思った」

 米国人が好む味を研究し、日本の食卓で親しんだ味付けに挑戦。審査員6人のうち2人が満点をつけるなど、すべての項目で高評価を得た。

 華那さんは「同じハンバーガーでも、みんな違うレシピなのが面白かった。いろいろな人と料理したり、話したりできたのも楽しかった」と、白い歯を見せる。

 初出場で手にした栄冠。それでも伸び盛りの10歳は貪欲だ。「来年はステーキ部門に挑戦したい」。その顔は早くも、王者から挑戦者へと変わっていた。


コンテスト会場でハンバーガーを料理する内山華那さん(内山さん提供)
コンテスト会場でハンバーガーを料理する内山華那さん(内山さん提供)

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