1. ホーム
  2. カルチャー
  3. 横須賀で6千人が快走 「海見て故郷思い」福島の招待選手

横須賀で6千人が快走 「海見て故郷思い」福島の招待選手

カルチャー 神奈川新聞  2014年11月24日 03:00

スタート地点から勢いよく走り出す参加者たち=横須賀市新港町周辺
スタート地点から勢いよく走り出す参加者たち=横須賀市新港町周辺

横須賀市の東京湾沿いを走る毎年恒例の「よこすかシーサイドマラソン」が23日、市内で行われた。東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難を余儀なくされている福島県大熊町の招待選手を含む約6千人が汗を流した。

横須賀青年会議所と市陸上競技協会の主催で、39回目。コースは新港町-観音崎大橋間で、ハーフ、10キロ、3キロなど4種目別に健脚を競った。過去3大会で実施してきた「チャリティーラン」は、大会参加費とは別に寄付(千円)を募集し、福島県の選手の招待費などに充てる仕組み。今回は約800人が賛同し、主に福島県会津若松市に避難している大熊町民約30人を招いた。

故郷の大熊町から茨城県ひたちなか市に避難している同原発作業員の男性(42)はハーフに挑戦。「海を見ながら、大熊町のことを考えながら走った。(招待の)ゼッケンを着けていたので、『大熊町頑張れ』とか声を掛けてもらってよかった」

福島市へ避難している女子学生(18)は中学、高校と陸上部に所属してきた。事故後は一時、放射能の影響で外で走れないこともあったといい、「楽しく走れた」と笑顔を見せていた。

【神奈川新聞】


シェアする