1. ホーム
  2. 社会
  3. 改・等々力競技場 収容人員増・利用料金値上げ

改・等々力競技場 収容人員増・利用料金値上げ

社会 神奈川新聞  2014年11月15日 03:00

縦階段を増やすなど、座席レイアウトを変更したメーンスタンドのイメージ図
縦階段を増やすなど、座席レイアウトを変更したメーンスタンドのイメージ図

来春にメーンスタンドが完成する等々力陸上競技場(川崎市中原区)の収容人員が2万7495人になることが14日、明らかになった。川崎市はこれまで約3万人と公表してきたが、場内移動用の階段を増やすなどレイアウトを変更。資材高騰などで総事業費は当初より約17億円増えたほか、施設利用料金が大幅に値上げされる見通しとなった。

25日開会の市議会第4回定例会に、同市は利用料の変更などを盛り込んだ市都市公園条例改正案と、改築工事請負契約変更の関連2議案を提出する。

市等々力緑地再編整備室は当初、メーンスタンドの座席数を約1万人と想定。だが、階段を挟んで横1列当たり20席程度とする窮屈な設計だったため、「観戦の快適性が損なわれ、防災上の視点からも好ましくない」(同室)として変更。1列当たり8席程度として階段を増やし、座席数は7495人となった。

既存のバック、サイドスタンド(2万1669人収容)も、立ち見席にゆとりを持たせて2万人と算定し直した。同市は改築前の収容人員を2万5200人としていたが、同競技場を本拠地とするサッカーJ1川崎フロンターレは2万3500人で運用。実質約4千席の増加となる。

また、スタンドの屋根の先端部分にLED(発光ダイオード)照明約300個を取り付け、観客席とグラウンドを照らす。川崎市によると、Jリーグの本拠地では初めての試みという。

着工後の一部計画変更に加え、資材や人件費などの高騰で総事業費も増加。2012年の着工当初、61億7400万円だった契約金額は、最終的に79億3500万円に達する見通しだ。

リニューアルに合わせ、同市は施設利用料の見直しにも着手。陸上競技場(1回4時間以内)は1万3千円から2万6千円に、夜間照明(全点灯、1時間)も5万1千円から10万2千円に倍増となる。市みどりの企画管理課は「施設全体が大きくなることで維持管理費の増加が見込まれ、電気料金アップも相当響いた」と説明している。

【神奈川新聞】


シェアする