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按針の墓目指し半年 長崎まで踏破し旅終える 横須賀の田口さん

カルチャー 神奈川新聞  2014年11月12日 03:00

半年がかりで三浦按針の墓にたどり着いた田口さん=10月19日、長崎県平戸市(田口さん提供)
半年がかりで三浦按針の墓にたどり着いた田口さん=10月19日、長崎県平戸市(田口さん提供)

徳川家康の外交顧問を務め、横須賀・逸見地区に領地を得た英国人ウィリアム・アダムズ(三浦按針)の臨終の地、長崎県平戸市を目指して歩いていた横須賀市吉倉町の自営業田口義明さん(66)が半年がかりの長旅を終えた。途中、体調不良もあったが、多くの人との出会いを励みに平戸にたどり着いた。

田口さんは4月13日に横須賀を出発。「奥の細道」と四国八十八カ所巡りも兼ねて、東北から北陸、山陰、四国、そして九州とたどる約4500キロのコースで平戸を目指した。

東北は順調だったものの、岐阜県大垣市に着いた7月初め、腰を痛めた。7キロ近い重さの荷物を背負って歩き続けたのがこたえた。横須賀に戻って1カ月半療養し、荷物も軽くして福井県敦賀市から再スタート。四国行きは断念し、山陰から九州へ渡り、10月19日、平戸の按針の墓にお参りした。現地に滞在して旧交を温めるなどし、今月9日、横須賀へ戻った。

踏破は2007年と11年に次いで3度目で、「今回が肉体的に一番きつかった」と振り返る田口さん。それでも、旅の途中で按針がオランダ船で漂着した大分県臼杵市や、横須賀市と災害時相互応援協定を結んでいる新潟県五泉(ごせん)市役所を訪ねるなど、“民間大使”役をしっかりとこなしてきた。

「道すがら出会う人たちとの交流が一番楽しかった。踏破はこれが最後だろうが、旅は続けていきたい」と話している。

【神奈川新聞】


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