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連結純益は過去最高 経常利益11.8%増、510億円/横浜銀14年9月中間

経済 神奈川新聞  2014年11月11日 11:52

中間決算を発表する横浜銀行の寺澤頭取=横浜市西区の本店
中間決算を発表する横浜銀行の寺澤頭取=横浜市西区の本店

横浜銀行が10日発表した2014年9月中間決算(単体)は、売り上げにあたる業務粗利益が前年同期比0・1%増の1027億円にとどまったものの、経常利益は11・8%増の510億円、純利益は8・8%増の333億円を確保した。役務取引等利益の増加や、与信関係費用の大幅減が寄与し、証券子会社などを含めた連結の純利益では過去最高となる350億円を記録した。

2015年3月期の純利益予想も、単体は630億円、連結で660億円に上方修正した。ただ、会見した寺澤辰麿頭取は「最高益と言っても物足りない。トップライン(業務粗利益)が伸びて、ボトムライン(純利益)が上がることが望ましい」と強調した。

資金利益が2・3%減の773億円に落ち込んだことが響き、本業のもうけを示す実質業務純益は3・0%減の521億円。金利低下は続いており、貸出金残高の増加で17億円の増益があったものの、利回り低下で35億円の減益となった。

一方、投資信託や保険商品などの販売は好調で、役務取引等利益は同12・3%増で過去最高となる210億円。取引先企業の経営健全化支援などを強化したことで与信関係費用は96・0%減の2億円と過去最低になり、1999年3月には7・3%に上った不良債権比率も過去最低の2・0%まで低下した。

設備投資向け融資は医療・介護といった成長分野の中小企業向けを中心に4~9月に1859億円を実行。9月末の貸出金残高は2・8%増の9兆6606億円、預金残高は3・1%増の11兆5298億円となった。自己資本比率は13・19%。

また、東日本銀行との経営統合に関しては、「検討しているが、現在のところ決定したものではない」と寺澤頭取。地銀再編についての一般論として、「こんなに長く低金利が続いたことはなく、地銀に限らず金融機関の経営環境は厳しい。地銀はメガバンクと比べ、経営資源に限りがあり、ある程度規模を大きくした方が経営が安定するところはある」などと認識を示した。

【神奈川新聞】


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