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横浜市大 40歳以上6000人にアンケート 健康長寿の街へ

社会 神奈川新聞  2014年11月06日 03:00

UDCN並木ラボでは血圧など身体機能測定が行われている=横浜市金沢区
UDCN並木ラボでは血圧など身体機能測定が行われている=横浜市金沢区

横浜市立大学は、横浜市金沢区の並木地区で健康都市づくりに向け、新たな事業を始めた。地区の40歳以上約6千人を対象に生活習慣などに関するアンケートを実施したほか、健脚力をはじめとした身体機能測定や健康づくりに関する出前講座も行う。市大が地域住民、金沢区などと一体となって、行動的で元気なシニア世代を増やす取り組みとして注目される。

自治体と連携し、大学が地域コミュニティーの中核的存在となるよう機能強化を図る文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環。並木地区には、地域拠点として「UDCN並木ラボ」が設けられている。

事業担当の市大国際総合科学部・鈴木伸治教授は「市大ならではの今までにない地域貢献をかたちにしたい」と話す。

先月行われたアンケートでは、生活習慣や健康に関わる知識を持っているかなどを調査。さらに、アンケートの回答者らを対象に今月下旬まで計13回にわたり、血圧や健脚力など身体機能測定を実施する。メタボリック症候群や骨、関節、筋肉が衰えて支障をきたすロコモティブシンドロームの防止、改善につなげるのが目的だ。

調査を担当している市大医学部看護学科地域看護学教室・田高悦子教授は「6千人という多くの住民を対象にしたアンケートと測定をセットにした事業は珍しいと思う。調査によって一人一人の課題やニーズを把握し、地域の皆さんとともに全国の先駆けとなる健康長寿の街づくりを進めたい」と意欲を示す。

市大医学部社会予防医学教室・水嶋春朔教授らによる一般対象の「健康づくり出前講座」もUDCN並木ラボで開催される。今月28日から来年3月27日まで計9回、高血圧の予防と管理、正月太り対策などさまざまなテーマを予定している。今月3日には、UDCN並木ラボ周辺でイベントが開かれ、水嶋教授がミニ講座で健康づくりのポイントを分かりやすく解説した。出前講座の問い合わせは、市大医学部社会予防医学教室電話045(787)2610。

【神奈川新聞】


健康づくりのポイントについて説明する水嶋教授=3日
健康づくりのポイントについて説明する水嶋教授=3日

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