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横須賀両親刺殺 容疑の次男鑑定留置

社会 神奈川新聞  2014年11月06日 03:00

横須賀市津久井3丁目の住宅で10月、60代の夫婦が殺害された事件で、横浜地検は5日、殺人容疑で逮捕された同居の次男で無職の男(36)について、刑事責任能力を調べるため、横浜地裁に鑑定留置を請求し、認められた。地検によると、留置期間は同日から約3カ月間で、専門家による精神鑑定などを行う。

県警によると、同容疑者の自宅から発見したパイプ状の吸引器具の付着物や燃えかすから、薬事法で所持や使用が禁止されている危険ドラッグの成分などが検出された。同容疑者が吸引していたとみられ、地検は裁判員裁判で刑事責任能力が争点の一つになる可能性を見据え、事件との因果関係や当時の精神状態などを詳しく調べる必要があると判断したとみられる。

同容疑者は、10月15日ごろから翌16日ごろまでの間、自宅で、父(60)と母(61)の首や腹などを包丁で刺すなどして殺害したとして、同20日に殺人容疑で逮捕された。県警の調べに「会社を解雇されたことを父親にとがめられて口論になり、殴られたので刺した」と供述し、容疑を認めている。

危険ドラッグをめぐっては、薬事法で1300種類以上が違法成分として指定されている。しかし、指定薬物の化学構造を一部変えた物がすぐに出回るのが実情だ。

また、危険ドラッグは研究例が少ない。捜査関係者は「薬物が及ぼす作用を科学的に立証するのが難しい」と打ち明ける。

【神奈川新聞】


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