1. ホーム
  2. 社会
  3. 【閲覧制限を徹底】逗子ストーカー事件 市が住基データの保護強化

【閲覧制限を徹底】逗子ストーカー事件 市が住基データの保護強化

社会 神奈川新聞  2014年11月01日 03:00

逗子市が改修した「住基支援申出」のパソコン画面。中央にメッセージが表示される
逗子市が改修した「住基支援申出」のパソコン画面。中央にメッセージが表示される

 2012年11月に逗子市で起きたストーカー殺人事件で、被害女性の個人情報が市役所から外部へ流出した問題を受け、同市は31日までにシステムを改修、市民が個人情報の閲覧制限を求める「住基支援申出」の表示がパソコン画面上でより大きくなるようにした。

 ストーカーなどの被害者が「住基支援申出」をすると、外部からの電話での問い合わせには応じないなど住基データの閲覧が制限される。事件当時、市のパソコン画面左上の「住基支援申出」という文字が赤く表示されるだけだった。今回の改修では、該当者の個人情報にアクセスすると「住基支援申出」と書かれたメッセージが表示され、「OK」を選択しないと次に進めない仕組みに変更。「OK」を選択すると、画面左上にある赤文字の「住基支援申出」が点滅するようにもした。

 市が利用するシステムの電算会社がパソコン70台に機能を追加。総務や福祉、市民協働など計5部の職員約120人が利用する。市情報政策課は「職員が見落とすということがないようにした」と話す。事件は12年11月、デザイナーの女性=当時(33)=がストーカー行為をしていた元交際相手の男=当時(40)=に刺殺された。調査会社の男=偽計業務妨害の罪などで起訴=が市から女性の住所を電話で聞き出したとされる。


シェアする