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御嶽山噴火から1カ月 箱根観光に影響なく 大涌谷など多くの人出

箱根登山鉄道 神奈川新聞  2014年10月29日 03:00

観光客でにぎわう大涌谷=26日、箱根町仙石原
観光客でにぎわう大涌谷=26日、箱根町仙石原

長野、岐阜の両県にまたがる御嶽山の噴火から1カ月がたった。戦後最悪の犠牲者数となるなど大きな被害に、県内唯一の活火山を抱える箱根町では当初、観光への影響が懸念されていた。しかし目立った風評被害はなく、むしろ休日は例年を超える人出となっている。日常的に噴煙が立ちこめる大涌谷(同町仙石原)にも多くの観光客が押し寄せている。

箱根登山鉄道によると、噴火があった9月27日から1カ月間の登山電車、ケーブルカーの利用者数は前年同期比で18%増。箱根ロープウェイも前年同期より10%ほど利用者が増加しているという。同社は「昨年、世界遺産となった富士山を望めるからか、外国人観光客も多い」と分析する。大涌谷に向かう県道も日曜には、乗用車や観光バスなどが長い列をつくる。

噴火直後、「(御嶽山の)報道などを見て箱根を訪れる人が減らないか心配」と懸念していた町観光協会も「箱根は大丈夫か、対策はしているのか、といった問い合わせが数件あったが、噴火で旅館やツアーのキャンセルが出たという話は聞いていない。影響がなくてひと安心」と胸をなで下ろしていた。

1泊2日で千葉県から早雲山に来ていた20代の男性会社員は「(御嶽山が噴火しても)箱根そのものは変わらないし、むしろ雨や台風と日程が重ならないか、そちらのほうが心配だった」と今月2週連続で上陸した台風を振り返った。

現在、箱根の噴火レベルは「1」(火山活動は静穏)に指定されている。

【神奈川新聞】


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