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鉄道コラム前照灯(204) 車両基地はテーマパーク

神奈川新聞  2014年10月26日 10:40

ハンマーを手にボルトの緩みをチェックする線路巡回体験
ハンマーを手にボルトの緩みをチェックする線路巡回体験

通勤で利用する横浜市営地下鉄、最寄り駅近くに新羽車両基地がある。数年に一度、市民開放イベントがあるのは知っていたが、これまで行く機会がなかった。

▼この秋、「はまりんフェスタin新羽」開催のお知らせに気付き、初めて行ってみた。「どうせそんなにお客も来ていないだろう」と思ったのは、大きな間違い。会場前には、長蛇の列ができていた。

▼ぐるっと回って中に入ると、理由が分かった。駅長さんは記念品を配付してくれるわ、楽団の演奏はあるわ。交通局が中心だが、消防、水道、資源循環局など、横浜市の各部局が総掛かりで市民、利用者を大歓迎。

▼2階に上ると、市営地下鉄の車庫。保線用のモーターカーの試乗やレールの切断ショー。ハンマーで線路をたたいて、ボルトの緩みを調べる巡回体験など盛りだくさん。ちいさなテツ、大きなテツが目を輝かせて行列を作っている。

▼市営地下鉄の初代車両・1000形電車の展示では、担当のベテラン職員さんが「最初はクーラーもなく、熱かったんです」と思い出話。車庫の中の現役車両では、ドアを開け閉めしたり、ワイパーを動かしたりするなどの「操作体験」も。

▼最後は、車両に乗ったまま「洗浄機」をくぐり抜け、そのまま新羽駅まで送り届けてくれる「特別列車」に乗車。テーマパークになった車両基地をすっかり満喫してしまった。(a)

【神奈川新聞】


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