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プロレス披露で恩返しを 逗子の田中稔さん、商店街に特設リング

神奈川新聞  2014年10月25日 10:28

11月9日の商店街プロレス開催へ意気込む田中さん(中央)と商店街の仲間たち=逗子・池田通り商店街
11月9日の商店街プロレス開催へ意気込む田中さん(中央)と商店街の仲間たち=逗子・池田通り商店街

逗子在住のプロレスラー田中稔さん(41)と池田通り商店会のメンバーが、11月9日に逗子で初となる「商店街プロレス」を開催する。デビュー20周年を記念して、約10年住んだ逗子に恩返しを-と企画。全国のファンを呼び込み逗子をアピールするほか、地元の子どもたちが極真空手の演武やダンスを披露。仲間と一致団結して逗子のまちを盛り上げる。

たくましく隆起する上腕筋。分厚くそびえる大胸筋。鍛え抜かれた体が、地元・逗子での“死闘”を予感させる。

武藤敬司さん率いる「レッスル・ワン」所属の田中さんは、愛知県小牧市出身。プロレス好きの父とテレビ観戦し、タイガーマスクの試合に息をのみ、「将来はプロレスラーに」と心に決めたのは小学4年生のころだ。「何回倒されても立ち上がる姿を見ると、『俺も頑張ろう!』という気持ちになれる」。18歳で入門テストを受け、プロレスの世界に飛び込んだ。

試合で全国を飛び回る。それでも、子どもの誕生を機に移り住んだ逗子は田中さんにとって格別の場所。「海も好き。落ち着ける場所」。いつか恩返しに開催を思い描いていた。

デビュー20周年に合わせ模索していたところ、家族ぐるみの付き合いだった同商店会の丸山広宣さん(51)が協力を買って出た。特設リングを設置する会場は商店街の池田通りパーキングに決まり、逗子中央商店街連合会も共催。田中さんのファンが全国から駆け付ける予定で、「逗子をアピールするめったにないチャンス」とメンバーも準備や告知に気合が入る。

「特に子どもたちに見てほしい」と田中さんは言う。いじめなどの暗いニュースが流れる昨今。「体力はそんなことに使うもんじゃない。何でもいいから夢を描こう。夢があれば、変な方向に行かないから。そう伝えたい」。初めての観戦者でも楽しめるよう、内容にも工夫を凝らす。

当日は正午に試合開始。レッスル・ワン所属のレスラーら計10人が出場する。入場無料で、リングサイドの有料席(千円)は当日先着順。問い合わせは実行委員会事務局の丸山さん電話090(8840)6314。

【神奈川新聞】


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