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オスプレイ25日飛来か 「なぜ、横須賀に」 市民団体ら中止要請

社会 神奈川新聞  2014年10月22日 03:00

オスプレイ飛来の中止を求める市民団体のメンバーら=横須賀市役所
オスプレイ飛来の中止を求める市民団体のメンバーら=横須賀市役所

米海兵隊の新型輸送機オスプレイ1機が25日に米海軍横須賀基地(横須賀市)に初めて飛来する可能性があることを受け、市内の4市民団体らは21日、横須賀市が国と米国側に中止するよう求める申し入れ書を提出した。

「なぜ、いま」「なぜ、横須賀に」。この日、申し入れ書を出した市民14人は困惑と憤りをあらわにした。

「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」共同代表、呉東正彦弁護士は「基地は市街地と隣接する人口密集地で、もし事故が起これば大事故につながりかねない」と訴えた。

申し入れ書では、「なぜ海兵隊のオスプレイが米海軍横須賀基地に来るのか、その目的は」「過去に多数の事故を起こしている危険性について、どう認識しているのか」など6項目の質問を挙げた。

今月上旬、ペルシャ湾上で一時動力を失ったオスプレイが発艦に失敗し、搭乗員1人が死亡。呉東弁護士は「米国内では住宅地の上の飛行を認めていないのに、日本では違う。この事態を国や市はどう思うか」と指摘した。

20日午後4時すぎに防衛省南関東防衛局(横浜市)からオスプレイ飛来について情報提供を受けた横須賀市は、30分後にホームページで市長コメントなどを公表。呉東弁護士は「検討もなく、政府が安全と言っているから市も信じると言っている。政府が何と言おうと、疑問を呈するのが自治体の役割ではないか」と市の姿勢をただした。

対応した市基地対策課は「地域住民の安全確保に万全を期すよう(同局に)伝えた」と話した。

他のメンバーからは「吉田雄人市長は、もっとしっかり市民のことを考えて行動してほしい」「米軍にとって、ますます使いやすい町になってしまうのではないか」といった懸念の声が上がっていた。

同市などによると、オスプレイの飛来は基地内のヘリポートの状況を把握するのが目的とみられる。時間や飛行ルートについて米側は明らかにしていない。

【神奈川新聞】


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