1. ホーム
  2. 社会
  3. イージス艦追加配備 「テロ呼ぶ危険性増す」 市民団体など懸念の声

イージス艦追加配備 「テロ呼ぶ危険性増す」 市民団体など懸念の声

社会 神奈川新聞  2014年10月18日 03:00

米海軍横須賀基地(横須賀市)にイージス艦2隻が追加配備される決定を受け、地元ではテロの標的や米兵による犯罪の可能性が増すといった、市民への影響を懸念する声が上がった。

原子力空母の配備に関する意識調査などに携わった市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」の新倉裕史さんは「追加で全11隻。これほど多くのイージス艦が集中的に配備されている基地は世界的にも極めて特異だ」と指摘。「防衛ミサイルと言いながら、湾岸戦争、イラク戦争では米側から軍事的に先制攻撃している。増強されることでテロを呼び込む危険性だってある」と案じた。

基地縮小、原子力空母の撤廃を訴える呉東正彦弁護士は「基地機能の強化は地元への負担になる。(兵員が)家族ごと移ってくれば、住居問題が出てくるだろうし、米兵による犯罪が増える可能性も考えられる」と話した。

追加配備が発表された17日、外務省と防衛省関係者は横須賀市役所を訪れ、吉田雄人市長に報告。宇都隆史・外務大臣政務官は「日米両国の弾道ミサイル防衛能力の強化はわが国と地域の平和、安定に資するものであると強く認識している」と説明した。

吉田市長は「追加配備の必要性については一定の理解をしている。一方で、市としては基本構想の中で米軍基地の可能な限りの返還を掲げている。さらなる丁寧な説明を求めたい」と要望していた。

【神奈川新聞】


シェアする