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いじめ高止まり 神奈川県内公立学校6819件

社会 神奈川新聞  2014年10月17日 03:00

県内のいじめの認知件数の推移
県内のいじめの認知件数の推移

神奈川県内の公立学校(全1505校)で2013年度に認知したいじめ件数は、前年度より106件減少し6819件だった。最多だった前年度に次ぐ水準で高止まりしており、県教育委員会は「大津市のいじめ自殺を受け、現場が積極的に認知に努めて急増した前年度の対応が続いている結果」と分析している。文部科学省の問題行動調査の県内分を県教委が公表した。

学校別では、小学校3870件(前年度比38件減)、中学校2708件(同21件減)、高校190件(同62件減)など。国立・私立を含む県全体では7297件(同67件減)で、全国で8番目に多かった。

いじめの内容は、「冷やかしや悪口」が全体の67・8%を占めて最多。次いで「軽くぶつかられる、叩かれる」が18・3%、「仲間はずれ、集団無視」が17・7%。高校では「パソコンや携帯電話での誹謗(ひぼう)中傷」が25・8%と、小中学校に比べ高い傾向があった。

いじめ防止対策推進法に基づき当該自治体の長に報告される「重大事態」は小学校で1件あった。

また、県内公立学校での児童・生徒による暴力行為は7390件(同1121件増)だった。小中学校で暴力行為を5回以上繰り返す児童・生徒による発生件数が全体に占める割合は21・9%で、9・1ポイント上昇。県教委は「学校が治療に至らないケースも積極的に暴力と捉え指導していることもあるが、感情をうまくコントロールできない子どもが増えている」としている。

不登校なった公立小中学校の児童・生徒数は8998人(同444人増)。

自殺した児童・生徒数は前年度より1人少ない8人だった。

【神奈川新聞】


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