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旅客船事故を想定 久里浜港で3管訓練

社会 神奈川新聞  2014年10月16日 03:00

船内で負傷者の対応に当たる特殊救難隊の隊員=横須賀市の久里浜港2号岸壁周辺
船内で負傷者の対応に当たる特殊救難隊の隊員=横須賀市の久里浜港2号岸壁周辺

高速旅客船の海難事故を想定した訓練が15日、横須賀市久里浜の久里浜港などで行われた。海上と陸上の2部形式で進められ、負傷の程度に応じて治療の順番を決める「トリアージ」や負傷者の船外への搬出といった救助活動を実施した。

第3管区海上保安本部の主催。横須賀海上保安部や羽田特殊救難基地所属の特殊救難隊、横須賀市消防局、日本赤十字社県支部、高速旅客船を提供した東海汽船などの関係者約370人が参加した。

久里浜港沖の海上で東京に向けて航行中の約180人を乗せた高速旅客船が漂流物に衝突、航行不能になり、多数の重軽傷者が出たという想定で進められた。海上では羽田航空基地所属のヘリコプター1機が出動し、重傷者役をつり上げて救助。巡視船で高速旅客船をえい航救助する際の手順確認も行った。

特殊救難隊隊員らによる船内でのトリアージに続き、久里浜港では市消防局の隊員らが負傷者の搬送・処置訓練を実践した。

特殊救難隊の上領直人さん(34)は「救助では限りある機材・人員で正確に早く状況を把握しなければならない。改善点を今後の訓練で修正していきたい」と話していた。

【神奈川新聞】


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