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緑区崖地で違法盛り土 横浜市が是正措置命令

社会 神奈川新聞  2014年10月11日 03:00

台風18号の影響により土砂崩れが発生した横浜市緑区白山の崖地で業者が違法に盛り土していた問題で、横浜市は10日、市内の不動産・総合建設会社に宅地造成等規制法に基づく是正措置命令を出した。履行期限の11月30日までに是正されない場合は、刑事告発なども検討する。

市建築局によると、崖地は6日、業者が盛り土した部分(約1200平方メートル)を含め約2千立方メートルが崩落した。市は7日に現地を調査するとともに、業者から事情を聴取。8日には安全措置を講ずるよう、是正勧告書を交付していた。

是正命令では、崖地の他の地権者などと調整の上、同法に違反しない形(盛り土1メートル以下、傾斜30度以下)に改善するか、擁壁や排水施設を設置するなどして災害防止に必要な措置を講じるよう命じている。

期限までに是正されない場合は、行政が代わりに是正して費用を請求する行政代執行や刑事告発などの措置を検討していく方針。

市は10日、台風19号の接近に備え、当面の安全対策として崖地上部をブルーシートで覆う作業を始めた。

同崖地をめぐっては、市が2010年3月に業者に工事停止命令と是正勧告を発令。工事は中止されたがその後も是正されず、市も11年2月以降は是正指導を行わず違法状態の崖を放置していた。今月6日に台風の影響で土砂崩れが発生し、アパート1階に住む男性が死亡した。

【神奈川新聞】


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