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天空に黄金色の穂 戸塚区役所屋上で収穫の秋

政治行政 神奈川新聞  2014年10月09日 03:00

晴天の中、屋上農園内の田んぼで稲刈りに精を出す児童=戸塚区役所
晴天の中、屋上農園内の田んぼで稲刈りに精を出す児童=戸塚区役所

“天空の農園”に大地の恵み-。戸塚区役所(横浜市戸塚区)の8階屋上農園内で8日、近くの市立戸塚小学校5年生の児童約150人が稲刈りを行った。秋晴れの中、地上34メートルの田んぼで、児童はもち米の収穫に挑戦した。

昨年3月に新庁舎を完成させた同市は、市民に農業を知ってもらおうと、屋上緑化の一環で畑や壁面果樹園のほか、約50平方メートルの田んぼを設けた。管理する市南部農政事務所によると、庁舎屋上に農園を設置しているのは、市内では同区のみという。畑では現在サツマイモや落花生、ハーブなどが栽培されている。

近くに農地や自然が少ない同校は総合学習の一環で屋上の田んぼを活用。講師は庁舎建設に携わった鹿島建設の社員らが務めた。

6月の田植えにも取り組んだ児童らは「稲をつかむ時は親指を上にして」などアドバイスを受けながら、黄金色の穂が実った稲を1束ずつ丁寧に刈り取っていった。コオロギやバッタが飛び出すと、女子児童からは悲鳴が上がっていた。

初めて稲刈りをしたという女児(10)は「茎が固くて難しかったけど、屋上での作業は風が涼しくて気持ち良かった。もちつきが楽しみ」と笑顔だった。収穫した13キロのもち米は鹿島建設が脱穀、精米し、12月上旬に同校でもちつきが行われるという。

【神奈川新聞】


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