1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 本厚木を到達点に 小田急多摩線延伸で方向性4市町村

本厚木を到達点に 小田急多摩線延伸で方向性4市町村

政治行政 神奈川新聞  2014年10月09日 03:00

小田急多摩線の愛川・厚木方面への延伸
小田急多摩線の愛川・厚木方面への延伸

相模原、厚木、愛川、清川の4市町村でつくる「小田急多摩線の延伸促進に関する連絡会」は8日までに、延伸ルートの到達点を「本厚木駅まで」とする方向性を決めた。2000年の運輸政策審議会の答申では、同線終点の唐木田駅(東京都多摩市)からJR横浜線・相模線方面への延伸が「検討路線」に位置付けられている。同線上溝駅から先はこれまで「田名地区から愛川・厚木方面へ」とあいまいだったが、今後は本厚木駅の到達点を見据えて延伸の検討と関係機関への要望を進める。

今年7月末に開いた4市町村の首長懇談会で、これまでの検討内容を確認。今回、中間報告として発表した。

多摩線延伸の到達点は本厚木駅としたが、同駅方面までのルートについては未定。工業団地周辺や生活拠点など各自治体のまちづくりの長期的な展望に立ち、検討の具体化を図る。

さらに中間報告では、路線の意義・必要性として「鉄道空白地帯を解消し、移動の速達性・定時性を確保」「首都圏鉄道網との接続で鉄道経路選択自由度を高める」などを挙げた。

期待される整備効果は「移動時間の短縮」「まちのにぎわい創出」「(鉄道での)代替経路確保の可能性」などを示した。検討課題には、実現に向けて「需要の確保」や「事業費の圧縮」「まちづくりの進展」などがある。

相模原市交通政策課によると、同連絡会は09年に設置。11年度から、4市町村で上溝駅から先の延伸促進について具体的な検討をスタートさせた。期間は15年度までの5年間。

検討の取り組みは、15年度中に予定される国の交通政策審議会(交政審)答申への位置付けに向けての基礎資料作り。「交政審答申で本厚木駅方面までの延伸が位置付けられるよう、4市町村で検討課題に取り組んでいきたい」(相模原市)としている。

【神奈川新聞】


シェアする