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【台風18号】緑区の崩落した崖地 違反盛り土で横浜市が以前に指導

社会 神奈川新聞  2014年10月07日 03:00

奥の斜面から大量の土砂が流れ込んだアパート=6日午後0時半ごろ、横浜市緑区白山3丁目
奥の斜面から大量の土砂が流れ込んだアパート=6日午後0時半ごろ、横浜市緑区白山3丁目

台風18号の影響で土砂崩れが発生した横浜市緑区白山3丁目の崖地一帯で、市内の業者が許可を得ずに盛り土し宅地造成等規制法に違反したとして、市が2010年3月に是正指導していたことが6日、分かった。市建築局違反対策課は「今後、現地確認や業者からの聞き取り調査などを行い、今回の土砂崩れと業者の盛り土との因果関係を調べていく」と話している。

緑署などによると、現場は2階建てアパート裏手の崖地。同日午前10時35分ごろ、高さ約40メートル、幅約60メートル、奥行き約7メートルにわたって崩れた。土砂がアパート1階に流れ込み、室内にいた会社員の男性(30)の死亡が確認された。

市建築局によると、業者などが1メートル以上盛り土をする場合は、擁壁を設置し排水施設を整備するなどの安全対策を講じた上で市の許可を受ける必要がある。

しかし、今回土砂崩れが発生した崖地一帯では市内の業者が許可を得ずに1メートル以上盛り土していたとして、市が10年3月に工事停止命令と是正勧告を出していた。是正命令は出していなかった。

工事停止命令を受けて、業者は盛り土行為を中断。その後も市が継続して改善指導していたが、抜本的な改善はなされないままだった。県は12年6月、土砂災害警戒区域に指定していた。

【神奈川新聞】


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