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【台風18号】横浜・緑区で土砂崩れ 30歳男性が死亡

社会 神奈川新聞  2014年10月07日 03:00

懸命な救出作業が続く土砂崩れ現場=6日午後2時33分、横浜市緑区白山3丁目
懸命な救出作業が続く土砂崩れ現場=6日午後2時33分、横浜市緑区白山3丁目

横浜市緑区で起きた土砂崩れで、土砂が直撃したアパートに住んでいた会社員の男性(30)が遺体で見つかった。ごう音とともにアパートを半壊させた衝撃に、住民らは命の危機を感じた。

現場はJR鴨居駅から南西約2キロの閑静な住宅街。市によると、土砂災害警戒区域に指定されていた。崖に挟まれた谷地に4世帯が入居できる2階建てアパート5棟が立つ。背後には高さ約40メートルの崖があり、崩れ落ちた土砂が1棟を直撃。1階部分になだれ込んだ。男性は夜勤明けで寝ていたとみられる。

アパート2階に住む女性(24)は「バキバキ、ドーンと大きな音がして、住民同士で声を掛け合って逃げた」と振り返る。「(男性は)家族4人でよく出掛け、会えば必ずあいさつしてくれる感じの良い方」と話した。隣の棟に住む女性(31)は「前兆もなく、いきなりものすごい音が聞こえ、家が揺れた。竜巻かと思うほどの衝撃。また崩れる気がして近づけない」と不安げに話した。

土砂の崩落後、市はさらなる危険があると判断。正午に周辺の計約40世帯に対し、避難勧告を出した。崩落前に土砂災害警戒情報は出ていたが、「総合的に判断して避難勧告は出していなかった」(市緑区総務課)という。

【神奈川新聞】


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