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藤沢市、重要文化財2点指定 大刀と土師器

カルチャー 神奈川新聞  2014年10月04日 03:00

(下)市重要文化財に指定された「『土甘』銘刻書土師器」(上)「金銅装単鳳環頭大刀」
(下)市重要文化財に指定された「『土甘』銘刻書土師器」(上)「金銅装単鳳環頭大刀」

藤沢市は1日、古墳時代後期(6世紀後半)の大刀「金銅装単鳳環頭(こんどうそうたんほうかんとうたち)大刀」と、8世紀後半の土師(はじ)器「『土甘(とがみ)』銘刻書土師器」の2点を、市重要文化財に指定した。

大刀は1976年、市立新林小学校(同市川名)の建設工事に伴う発掘調査で横穴墓から出土した。刀身は腐食のため五つに分裂していたが、金銅製の装飾具は良好な状態を保持。長さは90センチほどとみられる。一般的に装飾大刀は中央の王権から下賜されたと考えられており、所有者は地域の盟主だったと推測されるという。

土師器は69年に同市鵠沼海岸6丁目の元砂採取場から出土した。片瀬川と引地川に挟まれた一帯を指すと考えられている「土甘」の地名が内底面に刻まれているのが特徴で、直径12・5センチ。摩耗の痕跡がないため河川で運ばれたのではなく、出土地周辺で水辺の祭祀などに使用されたと推測されるという。

大刀は11月1日から、土師器は12月16日から、いずれも藤沢駅北口の市民ギャラリーで始まる企画展でそれぞれ公開される。

【神奈川新聞】


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