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初ブランド鶏 開発着々 神奈川県が11月から試験育成

経済 神奈川新聞  2014年10月01日 03:00

開発中の肉用鶏(県畜産技術センター提供)
開発中の肉用鶏(県畜産技術センター提供)

県は神奈川初となる食肉用の鶏の開発を進めている。11月には畜産技術センター(海老名市)で開発した肉用鶏のひなを養鶏農家に育成してもらい、味や肉質などを検証する現地試験を開始。2年間の試験を経て、食味に優れた“かながわブランド鶏”の商品化を目指す。

肉用鶏は都道府県がそれぞれ比内地鶏や名古屋コーチンなどを開発してきたが、唯一、神奈川県だけは養鶏農家のほとんどが採卵を手掛けているため、自前の肉用鶏がなかった。

今回の開発は、養鶏農家の多角化を支える狙いもある。近年、県内養鶏農家(約60戸)には「卵と一緒に鶏肉も販売してほしい」との声も寄せられていたといい、肉用鶏の開発に期待が高まっていた。

畜産技術センターが本格的に開発に着手したのは2年前。養鶏農家が初期投資を抑えられるよう採卵用の鶏を飼うケージ内で生育できるサイズを目指し、品種を交配して開発したという。

11月からの現地試験では、ひな約220羽を養鶏農家3戸に配布。農家は3~4カ月間で成鳥に育て、食鳥処理場で処理した後に販売する。うまみ成分などの含有も調べ、味や肉質に対する評価を検証する。検証を踏まえながら、2年間に試験を繰り返す。

30日の県議会環境農政常任委員会で、公明党の高橋稔氏(横浜市港南区)の質問に県側が明らかにした。

【神奈川新聞】


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