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県内中堅・中小9月景況感 夏の消費不振で悪化 浜銀総研予測調査

経済 神奈川新聞  2014年09月26日 03:00

浜銀総合研究所がまとめた9月の企業経営予測調査によると、県内中堅・中小企業(全産業)の景況感について「良い」とする回答から「悪い」を引いた業況判断DIは、前回(6月)から3ポイント低下してマイナス20となり、2四半期連続で悪化した。6月時点の予想では4ポイント上昇するマイナス13だったが、夏場の消費が予想以上に落ち込んだことが影響したという。

業況判断DIは、製造業では2ポイント改善してマイナス13だった一方、非製造業では5ポイント低下しマイナス23となった。中でも小売りは、21ポイント低下してマイナス53となり、6月時点の予想(マイナス20)を大幅に下回る結果となった。

同総研の小泉司主任研究員は「消費増税直後の4~6月には、夏場には個人消費が元に戻るだろうという見方が広がっていたが、夏場の天候不順などもあり、思ったほどには消費が回復しなかったことが大きい」と分析している。

小売り以外では飲食店・宿泊が25ポイント低下してマイナス25(6月時点の予想はプラス13)となったほか、製造業でも食料品が13ポイント低下(予想は12ポイント上昇)するなど、反動減の影響が続いていることがうかがわれる結果になっている。

12月の業況判断DI(全産業)は4ポイント上昇したマイナス16で、3期ぶりに改善する見通し。ただ、「受注状況が思わしくなく、先行きが期待できない業種もある」(小泉主任研究員)と、乗用車販売不振が続く輸送機械が23ポイント低下を見込むなど、厳しい見通しを示す業種もある。

【神奈川新聞】


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