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大型化、貨物増に横浜港対応へ 改定計画を審議会了承 コンテナ機能強化

経済 神奈川新聞  2014年09月25日 03:00

横浜港港湾計画改定案が了承された横浜市港湾審議会=ロイヤルホールヨコハマ
横浜港港湾計画改定案が了承された横浜市港湾審議会=ロイヤルホールヨコハマ

港湾の開発や利用などに関する事項を審議する横浜市長の諮問機関・市港湾審議会が24日、同市中区で開かれた。コンテナ船や旅客船の大型化や、アジアを中心とした世界の貨物量の増加などに対応するための横浜港港湾計画の改定案が原案通り、了承された。

了承された改定計画では、横浜港の目指すべき姿として、(1)国際競争力のある港(2)市民が集い、憩う港(3)安全・安心で環境にやさしい港-の三つの柱を据えた。目標年次を平成30年代後半に設定し、取り扱うコンテナ貨物量(20フィートコンテナ換算)を、2013年の倍近い520万個(外貿470万個、内貿50万個)と定めた。

コンテナ船の大型化や貨物量の増加に対応するため、コンテナ取り扱い機能を強化する。本牧ふ頭の沖合に岸壁延長800メートル、水深18メートル以上の新たなふ頭(新本牧ふ頭)を整備。南本牧ふ頭や本牧ふ頭のBC、D突堤の岸壁なども延伸・増深する。

山下ふ頭は新たなにぎわい拠点に機能転換を図るため、土地利用を現行のふ頭用地から都市機能用地などに変更。大規模集客施設の導入を可能にする。また横浜ベイブリッジの外側にある本牧ふ頭A突堤のA5~8岸壁の用途を、コンテナ・物資補給から一般貨物・旅客に変え、ベイブリッジを通過できない超大型客船に対応する。

こうしたハード施策とともに、民間事業者の貨物集荷に対する支援や港湾利用コストの低減、IT化の推進など国内外の貨物を集中させるソフト施策も連携して実施する。

審議会の冒頭、伊東慎介港湾局長は「国際コンテナ戦略港湾に位置付けられた横浜港は、今後も経済、物流の中核的役割を果たしていく決意」とあいさつした。了承された改定計画は、国の交通政策審議会を経て、12月に公示される予定。

【神奈川新聞】


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