1. ホーム
  2. カルチャー
  3. 14年度横浜文化賞決まる 横浜市大元学長・加藤さん、俳優・別所哲也さんら

14年度横浜文化賞決まる 横浜市大元学長・加藤さん、俳優・別所哲也さんら

カルチャー 神奈川新聞  2014年09月19日 03:00

横浜市は、芸術や社会貢献、スポーツ振興などの分野で活躍する地元ゆかりの個人・団体に贈る2014年度横浜文化賞と、同賞の文化・芸術奨励賞の受賞者計6人と1団体を発表した。贈呈式は11月13日に横浜みなとみらいホール(同市西区)で記念コンサートとともに開かれる。

横浜文化賞の「文化・芸術部門」は、横浜市立大学元学長の加藤祐三さん(77)と俳優の別所哲也さん(49)が選ばれた。「社会貢献・スポーツ部門」は、生麦事件参考館元館長の淺海武夫さん(84)と市体育協会相談役の須藤照彦さん(77)、「NPO法人在日外国人教育生活相談センター・信愛塾」の計2人、1団体。

中堅・若手を対象にした「文化・芸術奨励賞」は、バイオリニストの大江馨さん(20)と演出家で劇作家の藤田貴大さん(29)が受賞した。

同賞選考委員会(委員長・窪田吉信横浜市大学長)が審議した。賞は1952年に創設され、今回を含め288人、27団体が受賞。91年に設けられた文化・芸術奨励賞(前身の奨励賞含む)は34人、13団体が選ばれている。

受賞者の功績は次の通り(敬称略)。

加藤 祐三 横浜市大元学長。江戸末期から明治までの横浜開港の歴史を中心に研究を続け、日本の国際化への歩みが横浜から始まった歴史を長年にわたり多くの市民に分かりやすく伝え、文化発展に貢献した。

別所 哲也 俳優、「ブリリア ショートショート シアター」代表。映画やドラマ、舞台、ラジオなどで幅広く活躍。国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰し、世界に発信。みなとみらい21地区に国内初の映画祭連動型ショートフィルム専門館を開設、文化発展に貢献した。

淺海 武夫 生麦事件参考館元館長。30年余りにわたり生麦事件の調査、研究を行い、自身で収集した写真、錦絵など貴重な資料を展示。国内各地で講演するなど、横浜の歴史・文化の発信に尽力した。

須藤 照彦 市体育協会相談役。長年にわたり市民スポーツの普及や推進に尽力。世界トライアスロン大会や世界卓球選手権など、スポーツの国際大会の横浜への誘致や神奈川スケートリンク再整備など、横浜のスポーツ振興に貢献した。

NPO法人在日外国人教育生活相談センター・信愛塾 在日外国人の子どもたちを中心とした「居場所」づくりや、学力保障の場としての補習、母国語、日本語教室、在日外国人の教育生活相談を実施。共生社会の実現を目指し、在日外国人の支援を継続的に行い横浜の社会福祉に貢献した。

大江 馨 第82回日本音楽コンクールバイオリン部門で優勝。国際的な活躍が期待される一方、地域でのコンサートに積極的に参加するなど、多くの市民に良質な音楽を提供している。

藤田 貴大 演出家、劇作家。演劇団体「マームとジプシー」主宰。横浜を拠点に演劇活動を展開し、独自の演出手法が評価され第56回岸田國士戯曲賞を受賞。ヨコハマトリエンナーレ2014では創造界隈(かいわい)拠点連携プログラムとして映像作品を展示。今後の国内外への発信が期待される。

【神奈川新聞】


シェアする