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山下ふ頭をにぎわいの拠点に 再開発検討委員会が初会合

経済 神奈川新聞  2014年09月05日 03:00

山下ふ頭の再開発について意見を交わした検討委員会=横浜市役所
山下ふ頭の再開発について意見を交わした検討委員会=横浜市役所

物流機能から新たなにぎわいの拠点への転換が検討されている山下ふ頭(横浜市中区)について、土地利用方針などを考える基本計画検討委員会の初会合が4日、横浜市役所で開かれた。大学教授や港湾関係者ら10人の委員で構成。同日の会合で、政策研究大学院大学の森地茂教授が委員長に選出された。

山下公園に隣接する山下ふ頭は、現在ある公共上屋や民間倉庫など計47棟の移転により、約47ヘクタールの広大な開発空間が生まれる。現在策定中の都心臨海部再生マスタープランや改訂中の横浜港港湾計画で、大規模集客施設の整備方針などが示されている。

市は、2020年の東京五輪開催時に一部供用を目指したいとしている。市内の経済人有志からは同地区にカジノを含む統合型リゾート(IR)を設ける構想が提案されている。

委員からは「IR誘致の候補地として注目が集まっているようだが、浮足立った議論は避けたい」といった意見のほか、「五輪は一つの目安だが2020年の後を見据え、長期的な視点で検討したい」との考えも示された。

また、「陸からだけではなく、海からの視点を生かして街づくりを考えたい」「現状、アクセスは1カ所のみ。動線の確保や臨海部全体のネットワークもしっかり検討すべきだ」「ディズニーランドやUSJのようにリピートビジネスを成り立たせるには施設の絶え間ない更新が必要。ただ建物を造って終わりではいけない」など、さまざまな意見が出ていた。

委員会は来年秋ごろに基本計画をとりまとめ、林文子市長に答申する予定。

【神奈川新聞】


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