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宿泊特化型ホテルを都内で加速 相鉄が五輪へ積極展開

経済 神奈川新聞  2014年08月14日 03:00

相鉄グループが、宿泊特化型ホテルの都内への進出を加速させている。2016年秋には新橋と銀座エリアに開業予定。アクセスの良さを強みに、国内のビジネス、レジャー客のほか、訪日外国人客の取り込みを狙う。20年の東京五輪に向け、訪日外国人客の増加が見込まれる中、ホテル事業を成長戦略の重要な柱と位置づける相鉄ホールディングス(HD)は、今後も積極的な事業展開を進める方針だ。

相鉄イン(横浜市西区)が運営する宿泊特化型ホテル「相鉄フレッサイン」の1号店は07年、鎌倉市内にオープンした。以来、これまでに神奈川、東京、千葉の1都2県に14のホテルを開業。うち都内は九つを占める。

16年秋に開業予定の「(仮称)相鉄フレッサイン 新橋日比谷口アネックス」は、JR新橋駅から徒歩2分の好立地。既に営業しているフレッサインの隣接地にあり、地上12階建て。二つの客室数を合わせると218室となる。建物を所有するサンケイビル(東京都千代田区)から賃借する形でホテル運営を行う。

一方、開業準備中も含め17番目のホテルとなる「(仮称)相鉄フレッサイン銀座7丁目」は、東京メトロ銀座線銀座駅や都営浅草線東銀座駅から徒歩5分。やはり建物は、マンションや戸建て住宅の分譲などを手掛ける名古屋市の会社から賃借する。地上13階建て、286室を計画している。

相鉄HDは15年3月期から、従来は「その他事業」の中に含んでいた「ホテル業」を、独立するセグメントとして開示。第1四半期(4~6月)のホテル業の営業利益は前年同期比約50%増の5億3800万円、フレッサインの客室稼働率も同2・6ポイント増の87・9%と好調だった。とりわけ都内では宿泊需要が高いという。

フレッサインに関しては「19年度までに50軒超の展開」を目標に掲げる。また今年9月には、全国でホテルチェーンを展開するサンルート(東京都渋谷区)を子会社化する予定で、相鉄HDはこの分野へ一層、注力する方針。JR線や東急線との相互直通運転を視野に、「都内での事業領域の拡大」を成長戦略の一つに掲げており、「今後もチャンスがあれば、都内への進出を図りたい」としている。

【神奈川新聞】


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