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北朝鮮の拉致再調査 横田さん夫妻進展期待も胸中複雑

社会 神奈川新聞  2014年08月14日 03:00

めぐみさんの写真を眺める滋さんと早紀江さん=川崎市川崎区のさいか屋川崎店
めぐみさんの写真を眺める滋さんと早紀江さん=川崎市川崎区のさいか屋川崎店

北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさん=失踪当時(13)=の両親で、川崎市川崎区の滋さん(81)と早紀江さん(78)の2人が13日、さいか屋川崎店(同区)で始まった「めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展~」を訪れた。9月にも最初の報告が示される拉致再調査に関し、「ざわついた気分」と現在の心境を吐露した。

北朝鮮は日本との政府間合意に基づき、日本人拉致被害者の安否などに関する特別調査委員会を設置。最初の調査報告を前に早紀江さんは、拉致問題の進展に期待を示す一方、「怖いししんどい」とも述べ、複雑な胸中を明かす。

写真展は拉致問題に関心を持ってもらおうと、市が主催した。滋さんが撮影しためぐみさんと家族の写真を中心に、40点を展示。旅行先で家族と一緒に写ったものなど、日常の何げない幸せを切り取ったものが多く並ぶ。

「写真を見るのは本当はつらいが、皆さんに拉致問題に関心を持ってもらえれば」と早紀江さん。「撮影した当時はまさかこんな形で使われるとは思っていなかった。不思議な感じ」とも話す。2人は、「写真はどこにでもある『普通の暮らし』を撮ったもの。これを見てもらい、拉致問題がどれだけ大変なことか、あらためて知ってほしい」と来場を呼び掛けていた。

18日まで。午前10時半~午後7時半(最終日は午後2時まで)。入場無料。16日午後1時半からは、横田さん夫妻による講演会も開かれる。講演会は申し込み不要で、当日先着順。問い合わせは、市人権・男女共同参画室電話044(200)2688。

【神奈川新聞】


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