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鎌倉・市民ボランティア 観光客を6カ国語でおもてなし

カルチャー 神奈川新聞  2014年08月13日 03:00

外国人観光客グループに声を掛け、案内を申し出るガイドら
外国人観光客グループに声を掛け、案内を申し出るガイドら

ウエルカム鎌倉-。JR鎌倉駅東口前で毎週金曜日、市民ボランティアが外国からの観光客を出迎えている。その名も「鎌倉ウエルカムガイド」。英語や中国語など計6カ国語を操り、無料で古都の魅力を発信している。

さまざまな国の国旗や言語の書かれたプラカードを手に、ガイドらは改札前でゲストを待つ。電車が到着し乗降客の中に外国人の姿を認めると、近づいていき、気軽に声を掛ける。「観光ですか? お手伝いしましょうか?」

鎌倉ウエルカムガイドは、鎌倉市と市観光協会主催の養成講座を修了した市民らのグループだ。2008年5月に発足し、男女計50人超が所属。現在、それぞれが学業や仕事で培ってきた英語や中国語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、韓国語の6カ国語に対応している。

鶴岡八幡宮や鎌倉大仏などを無料で案内。モデルコースを設定するほか、観光客の希望に合わせてコースをコーディネートする。

皆、大の歴史好き、鎌倉好き。そのため語学だけでなく鎌倉の歴史や文化に関する知識も豊富だ。手持ちの説明資料は、それぞれ手作り。「自分たちも一生懸命、勉強する。いろんな人と知り合え、喜んでもらえるのがうれしい」と、中国語担当の女性(51)。

7月にはカナダ人やポーランド人、米国人らのグループがガイドを申し込んだ。「ガイドブックより詳しく教えてくれるんでしょう?」とうれしそうに出発。鶴岡八幡宮を巡り、「すごくためになった」と満足した様子だった。

20年には東京五輪・パラリンピックが開催される。都内から日帰りで来られる鎌倉にとって、世界へ魅力を発信する絶好の機会となる。同ガイド代表の丸野光一さん(64)は、「日本文化をより知るための機会として活用してほしい」と呼び掛ける。

ガイドは3月末から10月末までの毎週金曜日、(1)午前10時半~(2)午後1時~。そのほかの曜日は事前予約制。申し込みは、ファクス=0467(22)3516=かメール(kwga@kamakuranet.ne.jp)で市観光協会まで。

【神奈川新聞】


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