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横須賀基地開放イベント ことしは銃体験実施されず

社会 神奈川新聞  2014年08月03日 03:00

横須賀市の在日米海軍横須賀基地で昨夏開催されたイベントで米兵が子どもたちに銃を触らせていた問題で、今年のイベントでは同様の銃体験は実施されなかった。2日、同基地で開催された基地開放イベント「ヨコスカ・ネイビー・フレンドシップデー」で銃器の展示そのものがなかった。銃体験をめぐっては県内の平和団体が教育上の問題点などを指摘し、銃刀法違反容疑で同基地前司令官らを刑事告発していた。

銃体験をやめた理由について、同基地司令部広報は「特に理由はない」と説明している。

告発人代表の新倉泰雄さんは「銃体験がなくなったことは一歩前進。これからも子どもを銃から守り、戦争につながる動きに歯止めをかけていきたい」と話した。

この問題は、昨年8月の同イベントの来場者が銃に触れている子どもの姿を目撃し、撮影した写真を市民団体に提供したことで明るみに出た。その後、同基地司令官のデイビッド・グレニスタ大佐は市役所を訪れ、「今後は同様のことが起こらぬよう最大限配慮していく」と述べ、銃体験をやめることを示唆していた。

この日、イベントに訪れた同市在住の女性(63)は「(銃体験は)なければないで良い。子どもがおもちゃのように銃に触り、興味を持つきっかけになっては困る」と話す。一方、長女で、1歳の長男を連れて来場していた女性(26)=横浜市港南区=は「実際に触ることで、銃で自己防衛している米国との違いが分かるのでは。日本では銃は身近にないし、それで人を殺すとは思えない。親がどう説明するかだ」と話していた。

【神奈川新聞】


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