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祭りで活気取り戻せ 小田原かまぼこ通り、若手経営者ら初開催

神奈川新聞  2014年07月26日 11:10

「かまぼこワッショイ」の初イベントをPRする小田原かまぼこ通り活性化委員会のメンバー=小田原市役所
「かまぼこワッショイ」の初イベントをPRする小田原かまぼこ通り活性化委員会のメンバー=小田原市役所

かつてかまぼこや干物などの水産加工業者が軒を連ねてにぎわった通称・小田原かまぼこ通り(小田原市本町)に再び活気を取り戻そうと、かまぼこ業者の若手経営者らが立ち上がった。8月9日に同通り周辺で産業文化を知ってもらうイベントを企画。「現在は通りを行き交う人も少なく、イベントをきっかけに地域や産業を活性化させたい」と意気軒高だ。

小田原のかまぼこ産業の始まりは諸説あるが、約230年前の天明年間のころとされている。1960年前後には、旧小田原魚市場が近くにあったかまぼこ通りに15軒ほどのかまぼこ店が並び、多くの買い物客や業者らでにぎわったという。しかし現在は魚市場の移転もあり、店は減少。かまぼこ通りの名称を知る人も少なくなっている。

そこで、かまぼこ業者でつくる小田原蒲鉾(かまぼこ)協同組合の青年部メンバーらが主体となり昨年、「小田原かまぼこ通り活性化委員会」を結成。8月9日に「かまぼこワッショイ~小田原かまぼこ通り 千度小路なりわい祭り」を初めて開催する。

会場は小田原宿なりわい交流館周辺で午後3時から同8時まで。同交流館では旧魚市場周辺のにぎわいなどが記録されている1955年ごろの映像を上映。周辺の関連店舗を巡るスタンプラリーでは、達成した先着5人に3千円相当のかまぼこの詰め合わせがプレゼントされる。さらに50人が6社1切れずつのかまぼこを食べ比べできる。

このほか、激しい動きが特徴の「小田原流担ぎ」によるみこし渡御や、創作和太鼓の演奏、小田原ちょうちんの手作り体験など、多彩なイベントが行われる。

田代守孝委員長(田代吉右衛門本店専務)は「イベントを通じて地域資源である水産加工業の歴史や産業文化を多くの人に知ってもらい、中心市街地の回遊と地域経済の活性化につなげたい」と話している。

【神奈川新聞】


かつてのにぎわいを取り戻そうとイベントが行われる小田原かまぼこ通り=小田原市本町
かつてのにぎわいを取り戻そうとイベントが行われる小田原かまぼこ通り=小田原市本町

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