1. ホーム
  2. カルチャー
  3. 第五福竜丸展示館・初代館長、広田さんの運動語る 横須賀で「ビキニ事件」60年節目に集い

第五福竜丸展示館・初代館長、広田さんの運動語る 横須賀で「ビキニ事件」60年節目に集い

カルチャー 神奈川新聞  2014年07月22日 03:00

第五福竜丸展示館の初代館長を務めた故広田重道さんについて語る長女の岩佐恵美さん=産業交流プラザ
第五福竜丸展示館の初代館長を務めた故広田重道さんについて語る長女の岩佐恵美さん=産業交流プラザ

米国がマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験で多くの漁船が被ばくした「ビキニ事件」から60年を迎えた節目に合わせた集いが21日、横須賀市本町の産業交流プラザで行われた。「海の日」にもちなんだ催しで、第五福竜丸展示館(東京都江東区)初代館長の長女が記念講演を行った。

講演したのは、初代館長を務めた故広田重道さんの長女で元国会議員の岩佐恵美さん。広田さんは戦後横須賀に移り住み、平和や子どもたちの安全を守るための運動に尽力。市立汐入小学校のPTA会長も務めた。

岩佐さんは父が取り組んだ第五福竜丸の保存運動について、「多くの人の琴線に訴えるにはどう工夫すればいいのかということでは、父はなかなか優れたアイデアマンだったと思う」と紹介。

さらに、「父は、とにかく人間の命を粗末にするものは絶対に許さないという信念を持っていた。思想、信条を超え、命、人権を守ることでみんなが力を合わせていけるはずだと、一貫して言い続けていた」などと振り返った。

市民の有志で構成する「観音崎非核平和有志の会」の主催。高知県の高校生がビキニ事件の実相を発掘した記録映画「ビキニの海は忘れない」も放映された。

【神奈川新聞】


シェアする