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「殺傷能力 認識なく」起訴内容認める3D銃製造で被告

社会 神奈川新聞  2014年07月18日 03:00

3Dプリンターで拳銃を製造したとして、武器等製造法違反(無許可製造)と銃刀法違反(所持)の罪に問われた川崎市高津区、無職の男(28)の初公判が17日、横浜地裁(伊名波宏仁裁判長)で開かれた。この日は銃刀法違反罪の審理が行われ、同被告は「拳銃2丁を所持したのは間違いない」と起訴内容を認めた一方、「殺傷能力があるという認識はなかった」として、犯意を争う姿勢を示した。

検察側は冒頭陳述で、被告は昨年2月から同5月ごろにかけて、インターネットの動画サイトで米国人が3Dプリンターで銃を製造したことを知り、同9月に3Dプリンターを入手して独自に設計した拳銃を作成したと指摘。拳銃は県警の科学捜査研究所の再現実験で、殺傷力のある弾丸を発射できたと説明した。

被告は罪状認否で、「殺傷能力がない銃として製造した。銃刀法上の拳銃には当たらないという認識だった」と述べた。

閉廷後、弁護人は「(起訴状の)拳銃を所持していた時点では、被告に違法性の認識はなかった。ただ、どこまで争うかは被告と相談する」と語った。武器等製造法違反罪の審理は、次回公判から行われる。

【神奈川新聞】


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