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PM2・5が国基準超も 川崎の市民団体が独自調査まとめる

社会 神奈川新聞  2014年07月17日 03:00

大気中の微小粒子状物質「PM2・5」を独自に測定している市民団体「川崎から公害をなくす会」(神戸治夫会長)は、川崎区など市内3カ所で行った実態調査の結果をまとめた。簡易測定器を用いた参考値ながら、交通量の多い市南部の産業道路周辺では国の環境基準(1立方メートル当たり1日平均35マイクログラム)を上回る地点もあった。

産業道路では5月22、23の両日、浅田町から首都高速横羽線大師料金所入り口までの沿線約6キロを対象に、計10地点で測定を実施。平均値は22日が27・3マイクログラム、23日は19・1マイクログラムだった。このうち、22日に浅田町で44マイクログラム、田辺新田で36マイクログラムとなり、1日平均の環境基準を上回った。

同市は4月、沿線の池上測定局で2013年度、二酸化窒素(NO2)の1時間値の1日平均値(速報値)が初めて国の環境基準を下回ったと発表していた。神戸会長は「目に見える公害(NO2)は減ったが、目に見えない汚染物質(PM2・5)は増えている」と警戒を強める。

同会が調査結果を報告するのは3回目。今回は高津区の矢上川周辺、麻生区の麻生川周辺でも同様の調査を行った。

神戸会長は、「今後は高層ビルのPM2・5や、市内の二酸化炭素(CO2)濃度なども調査してみたい」と話している。

【神奈川新聞】


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